【十三の徳目】フランクリン自伝を読み学んだこと。
こんにちは。
今日は4月24日金曜日ですね。
明日から2週間は更に強い自粛を要請されているようですが、今もこれからも現状を受け止めながらも今自分に出来る事を一つ一つやり遂げていくしかないですよね。
さて、タイトルの件ですが少し前のブログでも、フランクリン自伝を読み、こちらの要求を相手に上手く伝える話法や交渉術に関して少しだけ書かせて頂きましたが、そのフランクリン自伝にも書かれている「十三の徳目」に関して今日は書きたいと思います。
こちらの本ですね。
「十三の徳目」
- 自制心(節制)
- 寡黙
- 秩序
- 決断
- 節約
- 勤勉
- 誠実
- 正義
- 穏和
- 清潔
- 平静
- 純潔
- 謙遜
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- 自制心 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
- 寡黙 自他に益なきことを語るなかれ。駅弁を弄するなかれ。
- 秩序 物は全て所を定めて置くべし。仕事は時を定めてすべし。
- 決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
- 節約 自他に益なきことを金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
- 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用な行い はすべて断つべし。
- 誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。
- 正義 他人の利益を傷付け、あるい与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
- 穏和 極端を避くべし。たとえ不法を受け憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
- 清潔 身体・衣服・住居に不潔を黙認すべからず。
- 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
- 純潔 性交は健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷付けるがごときにことあるべからず。
- 謙遜 イエスおよびソクラテスに見習うべし。
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ベンジャミン・フランクリンの言葉ですよね。
この十三の徳目をフランクリンは一週間に一つづつ自らに課し、人として、仕事人として、自らを律し生活していたそうです。すごいですよね。
また、これは余談ですが12番目の「純潔」に関連する事ですが本書の中には、
”夜遊びをした時期もあったが、今思えば病気を移されなくて本当によかった”
という意味のことも書いてあるんですね笑 きっと、フランクリンも人並みに色々な経験をされた上で自らの信念のもと、十三の徳目を考えられたんだと思います。
読み物としてもちろんのこと、先にも書かせて頂いた通り、相手にこちらの要求を上手く伝える交渉術に関しても書かれている一冊なので、とてもお勧めな本です!
最後に、
良い習慣をつくり、自らその習慣の奴隷になる。
僕の好きな言葉です。
人間は習慣の奴隷であるのであれば、どうせなら良い習慣の奴隷になろうと思ったある日の日記でした(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。