『スタンド・バイ・ミー』この映画が好きすぎて実際に旅に出た男の話しを聞いてくれ(前編)
こんばんは
今日は4月27日月曜日ですね。
昨日に引き続き、今日はまた大好きな映画『スタンド・バイ・ミー』に関して書きたいと思います。
また、この映画が好きすぎて実際に旅に出た男(僕ですね。)併せて書かせて頂きたく、長くなりますが、温かく見守って(読んで)頂ければ幸いです(^^)
1986年公開の名作中の名作ですよね。
この映画を初めて観たのは、僕が小学生の低学年頃だったと記憶しています。今から20年以上前ですね。初めて観た時からこの映画に夢中になりました。
それから何度も21時からのロードショーで放送される度に、当時V H Sのビデオに録画してもらい何度も何度も同じように夢中になり観ていました
このVHSのビデオ懐かしいですね
改めてなぜ夢中になっていたのかを考えると、あの映画には誰しもが経験するであろう『少年の全て』が凝縮されている映画だから好きなのかな、と思います。
大人ぶりたいあの気持ち、親や周りの全てに対してなぜか反抗してしまう気持ち、小さな町に居続けるのではなくもっと広い世界を見たい、何処か知らない場所に行ってみたい。とにかく楽しい事をやりたい、経験したい。誰もやった事がない事をオレたちがやってやるんだ。
誰よりも臆病なのに、誰よりもカッコつけたい。
それがあの頃の僕でした。
初めて観た小学生のあの頃から数年経ち、当時13才?だった僕は仲間2人と3人で地元の江戸川区葛西から千葉の九十九里浜の海まで自転車で旅に出掛ける事になります…
その距離およそ100キロ。
今であれば、高速で時速100キロのスピードで一定に走れば1時間後には着くな、じゃないですか。
しかし、当時の僕達はまだ13才の少年です。あの憧れた映画『スタンドバイミー』のように旅をしてみたい。どこか知らない場所に行ってみたい。オレたちも線路を歩きながら旅をするんだ。でもどこに行こう…
相談した結果、映画のように実際に線路を歩きたいけど歩くのはさすがにできない。それであれば、今いるここ(江戸川区葛西)から京葉線の線路沿いにひたすら東の方向に進めば海があるんじゃないか。海に行ったら楽しいんじゃないか?そーだ九十九里の海に行こう。そうしよう!
一度決めたら即実行しなければ気が済まない僕です。この点は今でも変わらないかなと思うのですが、ワクワクが止まりませんでした。とにかく早く行きたい、絶対楽しいはずだ。
当時の僕たちにはとっては、大冒険の旅の計画の始まりです。
目的はただ1つ
オレたちも『スタンド・バイ・ミー』のように旅をしてみたい。何処か知らない場所に行ってみたい。楽しいこと、おもしろいことがあるんじゃないか。
たったこれだけ。計画も何もあったもんじゃありません笑
計画から数日後、僕たち3人は少ないお小遣いを握りしめ自転車でおおよそ100キロ先の九十九里の海を目指すことになります。
葛西臨海公園から舞浜大橋を渡り、右手にディズニーランドを見ながらひたすら線路沿いを自転車で走る大冒険の始まりです
ワクワク・ドキドキが止まりませんでした。
出発から数時間後。
まさかあんな目に合うとは、誰が予想したことでしょう・・・。
つづく