本当にあったウソのような本当の話【アメリカ人社長編】
こんにちは
昨日の夜は予定通りに金森くんがうちに来まして、あーでもないこーでもないとわちゃわちゃとやっていた訳なのですが、Switchをテレビに繋ぎ恐らく子供の頃ぶり以来に家でゲームをやったんですね。
僕でも簡単にできるようなマリオカートとかツインビーとかテニスのゲーム、プヨプヨ的なゲームを久しぶりにやったんですけどとっても楽しかったです。ほんとーに笑いました。ひとしきり小一時間は遊んだかと思うのですが本題に入らせて頂く前に、金森くんに勝てたゲームは何一つなかった、という事実のみ最後にここに置かせてください。
さて、ここからが今日の本題です
以下の記事の別バージョン編ですね
上記の記事は思いのほか反響が多く、初めてコメントをくださる方もいて僕としてはとても嬉しい限りでした。コメントをくださった方含めご覧頂いた方ありがとうございます。今回もまたアメリカで実際にあった本当にあったウソのような本当のお話しです
これはアメリカにある大企業のある2人の社長が1つの広告の権利を掛けて争った時のお話しになるのですが、この広告に関して日本でもテレビCM始め、ネット広告しかりビルの看板しかりで色々な方法で各社自社商品をアピールする為に広告を打ち出しますよね。
自社商品を売り出す為にあの手この手を使い、広告戦略を打ち出すのは当然ですがアメリカも同様に行っており、今回の主人公の社長2人も同様に自社の社運を賭けたある大掛かりな広告をビルの看板に出すことに。
そうしたところ、この2社が出した広告の内容がほぼ一緒(パッと見にはほぼ同一)の広告が掲載されている事が発覚したんですね。ほぼ全く一緒です。これは大変です、なぜならライバル会社の広告と同じなのですから…
日本の企業で例えさせて頂くと、携帯キャリア大手2社、ソフトバンクとauのこの2社がビルの上に載せた広告が全く一緒だったという事ですね
お父さん犬めっちゃかわいいですよね
さあこれは、大変です。このライバル会社2社で1つの広告の権利を掛けて壮絶な会社同士の戦いが始まる訳なのですが、アメリカはご存知の方も多いように訴訟大国と言われております。ほんの些細なトラブルでも直ぐに訴訟問題へと発展するのは日常茶飯事らしく、この二社も同様に莫大な費用と長期間を要し一つの広告の権利を掛けて裁判へと持ち込むことに…
とはならなかったんですね。
では、訴訟問題へ持ち込まずどうしたのか…
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A社:「もしもし、私はA社代表をやらせて頂いている〇〇と申します。御社の広告を拝見させて頂きました。実に興味深いことに、我が社の広告と全く一緒でしたね。これは奇遇です、実に奇遇ですね。恐らくは御社も同様かとは察しますがこの今回の広告戦略に関しては我が社は社運を賭けたと言っても過言ではないくらいに全総力を費やしました。しかし、この全総力を注いだ広告が全く一緒。。これはいけませんね。そこで、私からの提案ですが、この広告の権利がどちらにあるのかをかけて・・・・・
腕相撲で勝負だっ!!!
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※写真はイメージです
っという事があったらしいんですね。(実話です)
この電話の喋り方や内容はあくまでも僕のイメージですが、この広告の権利を掛けて「腕相撲で勝負を挑む。」というのは実際にあったお話しです。
本来であれば、どちらの会社に広告の権利があるか訴訟を起こし莫大な費用と長期間を費やし訴訟問題へ発展するところ、そうはしなかった。
少しうがった見方をしてしまえば、「その腕相撲も含めての、プロモーション戦略だったのでは?」という見方もできますよね。もしかしたら、そうだったのかも知れません。けれど、とてもユニークな発想だし何よりユーモアに溢れている社長であり会社だなと思うので、僕がそこの会社の社員だったら、凄く応援しちゃうと思います笑
また、この腕相撲を挑まれたB社の社長もその勝負を受け、実際にその腕相撲の試合は行われた、という事実も見逃せません。すごいですよね、さすがアメリカの大企業の社長ともなると器が違いますよね
最後に、今回のエピソードは「第3の案」と個人的には呼んでいるのですが以下の本の中にもこのように実際にあったエピソードが沢山載っておりとても面白くためになる本なのでお勧めです。また別の「本当にあったウソのような本当の話」もございますので別の機会に書きたいなと思います
この腕相撲を挑んだどこかの社長さんのように、「第3の案」の選択肢が出てくるように、僕も柔軟な対応や考え方を忘れてはいけないな、と思ったある日の日記でした
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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