【恐怖体験】夜中の訪問者
今週のお題「怖い話」
こんばんわ。
これは実際に僕が体験した実話です。
心霊現象のような恐怖体験ではないのですが
"リアル"の方のお話しです。
ご興味ある方は読み進めて頂ければと思います
僕が小学校1年生頃のこと。
もしかしたら小学生にもなっていなかったかも知れませんがハッキリと覚えてるあの夜中の訪問者…
時刻は21時か22時頃だったかと思います。
母と2人で自宅に居たところ、突然
"ピンポーン"
幼いながらに、こんな時間に誰だろう…
と思った記憶にあります
こんな時間に誰だろうね、
と呟きながらインターフォンに出る母。
そうしたところ、かなりの剣幕で
結構です!!ガチャッ
とインターフォンを切る母。
僕は気になって仕方がなく、
どーしたの?誰だったの?と聞きました
母:誰か分からないけど、
"包丁研ぎませんか"
だって…こんな時間に本当なんなの。
1人怒る母を横目に僕は気になって
仕方がありませんでした。
この時間にインターフォンが鳴り知らない人が訪ねてくるだけでもおかしいのに、包丁研ぎませんか?ってどうゆうこと…
幼いながらもそう思った記憶があります。
好奇心旺盛な僕は居てもたっても居られず、少し時間を起き(恐らくは5分前後くらいだったかと。)どーしても気になって仕方がないので母にバレないように玄関までコッソリ向かう事に…
何とか背伸びをして覗き穴から覗くと、、、
玄関の前にはまだいるのです
その謎の訪問者が…
僕はビックリして声を出しそうになりましたが、何とか必死に堪え母を呼ぼうかと思いましたが母に叱られそうなのと何となく身の危険を感じたんだと思います
このまま静かにしていれば、立ち去るはずだ。
僕はそう考えました。
今だにハッキリと覚えているその容姿は
・スーツ姿
・黒髪
・黒縁メガネ
この3点だけはハッキリと覚えているんですね
しかも何が怖いって、少し下を向いたままジッと立っているんです玄関の前に…
それからどれくらいの時間が経ったかわかりません。僕はバレないように何度も何度も背伸びをし覗き穴から覗いていたところ、
突然、居なくなっているのです
おかしい…居たはずなのに。。
僕は少し時間を置き、恐る恐る玄関を開けてみる事に・・・。
そこには案の定、誰も居ませんでした。
ホッと胸を撫で下ろし、何気なくマンションの下を見下ろすと…
玄関前にいた謎の男性がマンションの下にいるのです。しかもこちらを見上げているので僕とバッチリ目が合ってしまいました…
僕の当時の実家は5階建てのマンションの5階に住んでいて、階段部分から下を見下ろすと駐車場の造りになっていました。
その男が見上げていた場所はちょうど駐車場の外灯の下部分に位置し、青白く照らされたその男の表情を真っ直ぐ捉えてしまう状態に…
僕は恐怖で動けませんでした
どれくらい、その男と目があっていたかは分かりません。恐らくはほんの数秒だったかと思います
すると突然
イーヒッヒッヒッヒッヒッ
と謎の奇声を上げながら
走り去って行ったのです…
これは文字に起こすとあまり温度感が伝わらないかと思うのですが、本当に気持ちの悪い何とも言えない奇声だったんですね…
ここで補足なのですが、
僕がマンションの下部分を覗いた瞬間にはあの男は"既にこちらを見上げていました"
そうつまりは、
"僕が下を覗き込むように確認する事を予想し待っていたという事です"
更に言えば
僕が玄関先で覗き穴から覗いている事をあの男は気付いていたのでは?という事です…
後日談ですが、
母にこの一連の出来事を伝えたところこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。。
僕は未だに思い出すのです
あの薄気味悪い男のニヤいついた表情を…
あれは一体誰だったのでしょうか
そして、僕がもう少し早く玄関を開けてしまっていたらどうなっていたのか
想像したくもありません…
以上、僕が体験した恐怖体験のお話しでした。
皆さまも深夜の訪問者にはお気をつけください。
おわり